多頭飼い猫の食事管理どうしてる?ダイエット中のむぎと食いしん坊まるの給餌術
多頭飼いで「ご飯の管理が難しい」と感じたことはないでしょうか。
うちもむぎとまる2匹がいて、性格も食欲もまったく異なります。さらに今はむぎがダイエット中。「2匹に違う量・違うフードを与えながら、横取りも防ぐ」という状況をどう乗り越えているか、実際の方法をまとめます。
多頭飼いの食事管理はなぜ難しいのか
猫はそれぞれ好みも食べるペースも違います。
- 食べるのが速い猫が先に食べ終わって、もう1匹のを狙いに来る
- 片方がダイエット中なのに、もう片方と同じ量を食べてしまう
- どちらがどれくらい食べたのかわからなくなる
これが多頭飼いの食事管理のよくある悩みです。完璧に解決することはできないですが、「なるべく把握する工夫」を積み重ねることで管理しやすくなります。
うちの1日の給餌スケジュール
現在、1日5回に分けてご飯を与えています。
| 時間 | 内容 | 担当 |
|---|---|---|
| 4時 | ドライ(たまのおねだり)6g | 自動給餌器 |
| 6時 | ドライ4/6g + ウェット(ミャウミャウ)25/35g | 人で |
| 12時 | ドライ4/6g + ウェット(カルカン)25/35g | 人で |
| 18時 | ドライ4/6g + ウェット(モンプチ缶等)40/45g | 人で |
| 23時 | ドライ(たまのおねだり)6g | 自動給餌器 |
※ドライフードの量は「むぎ/まる」の順。むぎはダイエット中のため少なめ。
※ウェットフードはローテーションで変わります(黒缶・金のだしカップ等)。
深夜の4時と23時は自動給餌器にお任せ。残りの3食は人が与えています。自動給餌器の2回で深夜と早朝を補いつつ、日中の3食は観察しながら与えられるようにしています。
食器の置き方と横取り防止

食器は毎回決まった場所に置いています。むぎとまるそれぞれのフードボウルが固定の位置にあるため、基本は自分のボウルから食べてくれます。
ただ、これだけでは横取りは防げません。
基本は「見守るだけ」
2匹が一緒にご飯を食べているとき、横取りが起きそうな場面ではそばで見守ります。まるがむぎのボウルに向かいそうになったら声をかける、その程度です。
物理的に仕切ったりはしていません。猫は頭がいいので、囲いを作ると上から飛び越えたり迂回したりするため、大きな効果は期待できないと思っています。
むぎがすぐ食べないときはテーブルへ
問題になるのはむぎがご飯の前に来たけどすぐ食べないというとき。
むぎはグルメで気分屋な面があります。出てきた内容が好みでなかったり、そのとき食べる気分じゃなかったりすると、ボウルの前にいても食べずにどこかへ行ってしまうことがあります。
その隙にまるが横取りしてしまうため、むぎが食べなさそうだと判断したタイミングでむぎのボウルをテーブルの上に避難させます。
むぎが食べたそうにしていたら、テーブルから元の位置に戻して食べさせてあげています。シンプルな対応ですが、これが一番実用的でした。
ダイエット開始後の変化
もともと、むぎとまるのドライフードの量がほぼ同じでした。オスとメスで体格差があるのに同じ量は明らかに多すぎ。それがむぎの体重増加の原因のひとつでした。
ダイエット開始後は、むぎのドライフードをまるよりやや少なく設定し、その分ウェットフードの割合を増やしました。
重要なのはまるのご飯の内容も同時に見直したことです。意図的に量を減らしたわけではありませんが、ウェットフードの割合を増やすことで同じ量でもカロリーが下がります。結果、まるも一緒にカロリーダウンができました。
まるは食欲旺盛なのでご飯が減ったことに不満を示すこともありましたが、ウェットの割合が増えたので満足感は維持できているようです。
多頭飼いの食事管理で大切にしていること
完璧には管理できない、というのが正直なところです。
誰がどれだけ食べたか全部把握するのは難しい。横取りをゼロにすることも難しい。でも「大体これくらい食べた」という感覚をつかみながら、異変があればすぐ気づける状態を作っておくことが大事だと思っています。
体重を毎週測定して記録していることが、食事管理の精度を上げてくれています。体重が増えてきたら「食べすぎ」、減りすぎたら「ご飯が足りていないか体調不良かも」と判断できます。
数字で管理するようにしてから、多頭飼いの食事管理がずいぶん楽になりました。
ウェットフードを積極的に使っている理由
うちで毎食ドライにウェットを混ぜているのは、大きく2つの理由があります。
1つ目は水分補給のため。猫はあまり自主的に水を飲まないため、食事で水分を摂らせる工夫が必要です。ウェットフードは水分含有量が多く、食事だけで自然に補給できます。
2つ目はダイエット中のカロリーコントロールのためです。ドライフードは少量でカロリーが高いのに対し、ウェットフードは同じ量でも低カロリー。むぎのダイエット開始後はドライの割合を減らしてウェットを増やすことで、給餌量を変えずに摂取カロリーも10~15%削減できました。
まとめ:完璧じゃなくていい、続けられる管理を
多頭飼いの食事管理は、最初から完璧にしようとすると続きません。2匹のパターンを観察しながら少しずつ調整していくのが長続きのコツです。毎週の体重測定とあわせて取り組むことで、食事管理の粿度が少しずつ上がっていきます。
多頭飼いを始めた頃は管理が複雑に感じることもありましたが、うちの経験上「だいたいこのくらい食べた」という感覚をつかむことと、異変があればすぐに気づける状態を作ることが、多頭飼いの食事管理の現実的な目標です。食欲が落ちてのんびり食べないという活動量の変化もサインになります。
また、2匹いることで比較できるのも多頭飼いの強みです。1匹だけでは「これが普通」と思ってしまいがちですが、もう1匹が元気に食べているのに片方だけ残すことが続けば早めに気づけます。多頭飼いならではの観察のしやすさを活かして、お互いの健康を守り合える環境を作ることが長く続けるコツだと感じています。
多頭飼いの食事管理に悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
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