猫の自動給餌器を多頭飼いで使うリアル|2台運用で気づいた工夫と課題
「多頭飼いでも自動給餌器って使えるの?」
うちはむぎとまる、2匹の保護猫を飼っています。自動給餌器を導入してから約2年。多頭飼いだからこそわかってきた便利さと、正直なところの課題も含めてまとめます。
自動給餌器を導入したきっかけ
もともと給餌は全部手でやっていました。でも問題になってきたのが深夜と早朝のご飯です。
以前は早朝、むぎが空腹のままダッシュして胃に負担がかかり、吐いてしまうことがありました。1日のご飯の回数を増やしたいけれど、深夜と早朝は起きていられない。そこで自動給餌器の導入を決めました。
もうひとつの理由は突発的な外出への対応です。仕事で遅くなったり、急なお出かけが入ったときも「ご飯どうしよう」という心配がなくなりました。
使っている機種と設定
現在使っているのはIMIPAWというメーカーの自動給餌器を2台です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 台数 | 2台(1匹につき1台が基本) |
| 1日の給餌回数 | 2回 |
| 給餌時間 | 23時・翌4時 |
| 1回あたりの量 | 約6g(1ポーション) |
フードはたまのおねだりシリーズをローテーションしています。数種類のフレーバーを使い分けることで飽きにくくする工夫ができるのも自動給餌器のメリットのひとつです。
むぎとまるの「使い方」が全然違う
設定通りに使ってほしいのですが、2匹の使い方がまったく異なります。これが多頭飼いの面白くも悩ましいところです。
むぎ:1時間前から出待ちするが、すぐ食べない
むぎは給餌時間の1時間ほど前から給餌器の前で待機しています。猫の体内時計の正確さには毎回驚かされます。
でもいざ出てきても、すぐには食べません。むぎは2回に分けて食べるタイプで、出てきた直後は少し食べてその場を離れ、しばらくしてから戻ってくるスタイルです。
問題はその「離れているとき」で、まるにその分を横取りされてしまうことがよくあります。まるが食べてからようやくむぎが動き出す、という流れを見ていると、まるに遠慮しているのかもしれません。
まる:夜中に「掻き出し」が始まる
まるが自動給餌器の前に来るのは給餌時間だけではありません。深夜の23時〜翌4時の間、自動給餌器の排出口から手を突っ込んでフードを掻き出すという技を習得しています。
こちらが見ていても、まったく気にしません。「見てるよ?」とでも言いたげに一瞬こちらを見て、またすぐ掻き出しに戻ります。6gでは足りないご様子です(笑)
掻き出し問題、なぜ対策しないのか
「変に機械をいじって怪我させてしまうリスクを避けたい」のが一番の理由です。
機構を触ったり塞いだりした結果、猫が怪我をするような状態になってしまっては本末転倒です。また、まるが掻き出しても「先食い」しているだけで、次の時間に出てくる量がその分減るだけ。1日のトータルでは大きく変わりません。
毎日起きるわけでもないため、現状は許容範囲として対策なしで続けています。
「掻き出すまるの姿が可愛い」という気持ちがある一方で、「太りすぎないかな」とヒヤヒヤする気持ちもある。複雑なところです。
多頭飼いで自動給餌器を使って良かったこと
1. 深夜・早朝の給餌を完全お任せできる
一番大きなメリットです。23時と翌4時のご飯を自動給餌器に任せることで、就寝後と起床前の心配が完全になくなりました。
むぎの早朝の空腹嘔吐も、自動給餌器で深夜・早朝をカバーするようになってからほとんど起きなくなりました。猫の健康面でも効果を実感しています。
2. 突発的な外出に対応できる
仕事で帰りが遅くなっても、ご飯の心配をしなくていいのは精神的にも楽です。日中の3食は人で与えているので全部お任せではないですが、「万が一帰れなくても深夜分は給餌器がある」という安心感があります。
多頭飼いで困ること
誰がどれだけ食べたかの把握が難しい
1匹なら「出た分を食べた」でシンプルですが、2匹いると複雑になります。むぎが食べ残した分をまるが食べる、まるが掻き出した分をむぎが食べてしまう可能性もある。
特に今はむぎがダイエット中なので、食べた量の管理がより気になります。自動給餌器部分は「だいたいこれくらい食べた」という把握に留まっているのが実情です。
多頭飼いに自動給餌器はおすすめ?
おすすめです。ただし「完璧な管理」は難しいと理解した上で。
多頭飼いで自動給餌器を使うと、1匹ずつ完璧に管理したい場合には限界があります。横取り・掻き出し・食べ残しなど、ある程度は「しょうがない」と割り切る必要があります。
でも「深夜と早朝を安定させたい」「突発外出に備えたい」という目的であれば、多頭飼いでも十分に使えます。デメリットはあっても、それ以上にメリットが大きいのが2年使ってみた正直な感想です。
多頭飼いを検討している方や、すでに1台使って「もう1台追加すべきか」悩んでいる方の参考になれば幸いです。
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