はじめに

「猫のワクチンっていつ打てばいいの?」「毎年打たないといけないの?」

初めて猫を飼ったとき、こんな疑問を持つ方は多いと思います。

ワクチンは猫の命を守る大切な予防策ですが、種類・時期・費用と把握すべきことが意外と多く、気づいたら「もうそんな時期か」と後回しになりがちです。

この記事では、猫のワクチンの基本から費用の目安、そして忘れずに管理するための実践的な方法まで解説します。


猫のワクチンの種類

猫のワクチンは大きく「コアワクチン」と「非コアワクチン」に分かれます。

コアワクチン(すべての猫に推奨)

ワクチン名 予防できる病気
猫汎白血球減少症(猫パルボ) 致死率の高いウイルス性感染症
猫ヘルペスウイルス感染症 猫風邪の原因のひとつ
猫カリシウイルス感染症 猫風邪・口内炎の原因

この3種をまとめた「3種混合ワクチン」が基本です。

非コアワクチン(生活環境に応じて)

ワクチン名 対象
猫白血病ウイルス(FeLV) 外に出る猫・多頭飼いで感染リスクがある場合
猫クラミジア 多頭飼い・繁殖施設など
狂犬病 海外渡航予定がある場合

室内飼いの場合は3種混合ワクチン(コアのみ)が基本になります。むぎと まるも室内飼いのため、3種混合を接種しています。

猫のくしゃみが続く場合の受診判断は → [猫のくしゃみが続く原因と受診の目安]

ワクチンの接種スケジュール

子猫の初回接種

時期 内容
生後8週(約2ヶ月) 1回目(3種混合)
生後12週(約3ヶ月) 2回目(3種混合)
生後16週(約4ヶ月) 3回目(3種混合)※推奨

初回は複数回の接種が必要です。保護猫の場合、お迎え時点での接種状況を保護団体に確認しておきましょう。

💡 むぎと まるは保護団体さんで1回目を接種済みの状態でお迎えしました。その後かかりつけ医で2回目・3回目を接種しました。

成猫の追加接種(ブースター)

初回接種が完了した後は、1年に1回の追加接種が一般的です。

ただし近年は「3年に1回でよい」とする考え方も広がっています。かかりつけの獣医師と相談して決めるのがベストです。


ワクチン接種の費用目安

種類 費用目安(1回あたり)
3種混合ワクチン 3,000〜5,000円
5種混合ワクチン 5,000〜8,000円
診察料(別途) 500〜1,500円

年1回接種の場合、診察料込みで1匹あたり4,000〜7,000円/年が目安です。

2匹いると年間8,000〜14,000円ほど。数年続けると積み重なる出費なので、ペット保険や医療費の積み立てと合わせて考えておくのがおすすめです。

関連記事:猫の医療費、年間いくらかかる?保護猫2匹の実録


接種前後の注意点

接種前

  • 体調が悪い日は接種を避ける(ワクチンは健康な状態で打つのが原則)
  • 食欲・元気があるか確認してから病院へ

接種後

  • 当日は激しい運動・入浴を避ける
  • まれにアレルギー反応(顔の腫れ・ぐったりする)が出ることがある
  • 接種後30分〜1時間は病院近くで様子を見るのが理想

こんな症状が出たらすぐ受診

  • 顔・まぶたが腫れている
  • 呼吸が荒い
  • ぐったりして立てない
  • 嘔吐・下痢が続く

副反応は稀ですが、初回接種は特に注意が必要です。

キャリーバッグ選びについては → [猫のキャリーバッグ選び方]

ワクチンを「うっかり忘れた」を防ぐ方法

猫のワクチンは1年に1回。日常の忙しさの中で、ついつい後回しになりがちです。

よくある失敗パターン:

  • 「そろそろかな?」と思いつつ後回し
  • 診察券をなくして前回の日付がわからない
  • 複数匹いて、どちらがいつ打ったか混乱

方法① 手帳・スマホのカレンダーに登録

最もシンプルな方法。接種当日に「来年の同日」に予定を入れておく。リマインダーを2週前・1週前に設定しておくと忘れにくいです。

方法② 動物病院のはがき・アプリを活用

かかりつけ医が「次回接種のお知らせはがき」を送ってくれる場合があります。登録しておくと受動的にリマインドされるので楽です。

方法③ LINEリマインダーBotを活用

次回の接種日を登録しておくと、前日・1週前にLINEで通知してくれるBot等を入れるという手段もあります。
猫の名前・接種日を登録するだけで、あとは通知が来るのを待つだけ。複数匹いる場合も個別に管理できます。


むぎと まるのワクチン管理

保護団体さんからお迎えした時点で1回目は接種済みでした。その後、かかりつけの動物病院で2回目・3回目を接種し、現在は年1回の定期接種を継続しています。

2匹いると接種日が微妙にずれることもありますが、なるべく同日に合わせて1回の通院で済ませるようにしています。時間と交通費の節約になるほか、「今年はまだ打ったっけ?」という混乱も防げます。


まとめ

項目 内容
基本のワクチン 3種混合(室内飼いはこれで十分)
子猫の初回 生後8・12・16週の3回
成猫の追加 年1回(かかりつけ医と相談)
費用目安 4,000〜7,000円/匹/年
忘れ防止 カレンダー登録・通知Bot・病院のはがき

ワクチンは「打ったら終わり」ではなく、毎年継続することに意味があります。スケジュール管理をうまく自動化して、うっかり忘れを防ぎましょう。

定期的な通院費用が気になる方には、ペット保険の検討もおすすめです。→ [Amazonペット保険の詳細はこちら]

🐾 むぎと まるより: 病院は好きじゃないけど、健康でいるために大事なこと。ちゃんと連れていってもらってます。


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「むぎとまるの保護猫ぐらし」では、2匹の保護猫との日常と猫オーナーに役立つ情報を発信しています。

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なお
はじめまして、なおです。 保護猫のむぎ(メス)とまる(オス)、2匹と一緒に暮らしています。 2匹とも生後2〜3ヶ月のときにお迎えした保護猫で、顔がよく似ているのにまったく性格が違います。 むぎは高いところが好きなツンデレ系。まるは食欲だけは誰にも負けない、食いしん坊甘えん坊系。 そんな2匹に毎日振り回されながら、気づけば猫用品オタクになっていました。 このブログでは、実際に使った猫グッズのリアルな感想や、2匹の日常をゆるく発信しています。 これから猫を迎えようとしている方や、多頭飼いに悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。