保護猫を2匹同時にお迎えした理由
保護猫を2匹同時にお迎えした理由|決め手と多頭飼いになって良かったこと
猫を迎えるとき、1匹にするか2匹にするか悩む方は多いと思います。うちは最初から「2匹同時にお迎えする」と決めていました。そして保護猫として迎えることも早い段階で決まっていました。
なぜ2匹だったのか、なぜ保護猫だったのか。むぎとまると暮らし始めて2年以上が経ち、あの決断は正しかったと今でも思っています。その理由をまとめます。
なぜ2匹同時にしたのか
猫同士で遊び相手になれるから
1匹だと飼い主が外出している間にさみしくなることがあります。仕事や外出で家を空ける時間が長い場合、1匹の猫はひとりで過ごす時間が長くなります。
2匹いれば猫同士で遊べます。飼い主がいない間も、お互いが生活の刺激になります。
実際にむぎとまるは、飼い主が仕事で外出している日中も自分たちで追いかけっこしたり、キャットタワーで遊んでいます。帰宅したときにぐったりしているのは飼い主の方だけです。
2匹なら近しい関係の子に、と決めていた
2匹お迎えするなら、兄弟や同じ保護団体など近しい関係の子たちにしようと決めていました。まったく面識のない猫同士を同じ空間に入れると、関係性を作るまでに時間がかかったり、相性が合わずにストレスになることがあります。
むぎとまるは同じ保護団体からお迎えしました。2匹ともキジ系でかぎしっぽという共通点があり、もしかすると出身地域が近かったのかもしれません。
なぜ保護猫を選んだのか
以前から譲渡会の存在を知っていた
猫を飼いたいと思い始めた頃から、街やSNSで保護猫の譲渡会が定期的に開かれていることを知っていました。保護猫という選択肢は自然と候補に入っていました。
ペットショップとブリーダーとの比較
ペットショップも検討しましたが、2匹かつ近しい関係の子を迎えるとなるとブリーダーを通した依頼になることが多く、費用面・手続き面でハードルが高く感じました。
雑種の猫が好きだった
キジトラという模様が以前から好きでした。血統種よりも雑種の猫、それもキジ系の猫に惹かれていたため、保護猫という選択が自然と合致しました。
保護猫をお迎えするまでの流れ
保護猫を迎えるには、一般的に以下の流れがあります。
- 保護団体・譲渡会を探す
- 気になる猫に会いに行く(お見合い)
- トライアル(仮親として一定期間過ごす)
- 正式譲渡
うちの場合、知り合いの紹介で保護されたむぎとまるに会い、その場で「この2匹をお迎えしたい」と思いました。
保護団体によっては独身・賃貸・室内飼いの確約など、様々な条件が設けられています。事前に確認しておくことをおすすめします。
多頭飼いになって良かったこと
お互いが刺激になる
むぎのチャレンジ精神はまるに影響を与えています。新しい場所の探険は必ずむぎが先で、まるはむぎが安全確認した後についていきます。1匹では開拓しなかった高い場所に、2匹でいることで登れるようになったこともあります。
冬はくっついて寝る
冬になると2匹がキャットタワーで寄り添って寝ています。2匹の体温で温め合うこの光景は、見るだけで幸せになれます。
病院連れ行きのときに分かる
1匹を病院に連れていくとき、もう1匹の行動が変わることがあります。まるが動物病院に行った日、むぎが普段より探し回っているような様子を見せることがありました。普段一人の時間が好きなむぎもお互いを気にしていることが分かる瞬間です。
日常が賑やかになる
追いかけっこ・双方向のグルーミング・食後に一緒に窓を眺める……2匹いるだけで毎日の風景がまったく違います。1匹のときには起きなかったことが毎日起きるので、見ていて飽きません。
多頭飼いで注意すること
良いことばかりではありません。多頭飼いならではの注意点もあります。
食事管理が難しくなる
まるは食いしん坊でむぎのご飯を横から取ることがあります。体重管理をしている場合、それぞれの摂取量を管理するのが難しいです。給餌場所を離す・個体認識型の給餌器を検討するなどの工夫が必要です。
医療費が2頭分になる
ワクチン・健康診断・病気のときの費用がすべて2頭分になります。ペット保険も2頭分の掛け金になるため、費用の計画が必要です。
相性のリスクがゼロではない
むぎとまるは仲が良い方ですが、同じ空間で暮らす猫同士が必ず仲良くなるとは限りません。特に成猫同士を後から合わせる場合は時間をかけた慣らしが必要です。
保護猫をお迎えしたいと思っている方へ
保護猫の譲渡には条件があることが多く、「ハードルが高い」と感じる方もいると思います。ただその条件は猫が幸せに暮らせる環境かどうかを確認するためのものです。
条件をクリアできるかどうかを保護団体に相談してみることをおすすめします。室内飼いを徹底できる・定期的な通院ができる・長期的に責任を持って飼えるという気持ちがあれば、多くの場合は話し合いで進めることができます。
むぎとまると暮らして2年以上。あのとき2匹を迎えると選択して良かったと心から思っています。
むぎとまるのお迎えから今まで
お迎えした当初は2匹ともケージの隅でへっぴり腰になっていました。環境が変わって戸惑っているのが見て取れました。
でもその日のうちにケージの外に出てくれて、トイレもちゃんとしてくれました。
夜にはおもちゃで遊び、就寝時にはヘソ天して寝てくれたことを覚えています。
1ヶ月が過ぎた頃には家中を我が物顔で歩き回るようになっていました。
今では我が物顔で縦横無尽に家の中を駆け回っています。
飼い主が帰宅する時にはまるがダッシュで出迎えにきて、むぎは2階からじっと様子を見ています。この対比が2匹の性格をよく表していて好きです。
保護猫をお迎えする前に知っておくこと
譲渡条件を事前に確認する
保護団体によって条件はさまざまです。一般的に確認されることとして「完全室内飼いの誓約」「定期的なワクチン接種」「室内環境の整備」などがあります。事前に確認しておくとスムーズです。
初期費用を準備しておく
お迎え費用・ケージ・トイレ・食器・初回のワクチン・健康診断など、お迎え直後にまとまった費用がかかります。余裕を持って準備しておくことをおすすめします。
最初の1〜2週間はそっとしておく
新しい環境に慣れるまでは無理に触らず、そっとしておくことが大切です。猫の方から近づいてきたら少しずつスキンシップを始めるのが理想です。
多頭飼いの場合は部屋ごとに分けるケースも
成猫同士を同時に部屋に放すと縄張り争いになることがあります。最初は部屋を分けて、少しずつ同じ空間に慣れさせる方法が推奨されています。むぎとまるは子猫時代にお迎えしたため、最初から一緒でも問題なく馴染みました。
まとめ
- 2匹にしたのは「猫同士で遊び相手になれるから」
- 2匹なら近しい関係の子をと決めていた
- 保護猫を選んだのはキジ系の雑種が好きだったこと+譲渡会の存在を知っていたこと
- 多頭飼いのメリット:お互いが刺激になる・冬は寄り添って寝る・毎日が賑やか
- 多頭飼いの注意点:食事管理・医療費が2頭分・相性のリスク
猫を迎えることを考えている方、保護猫という選択肢をぜひ検討してみてください。
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