猫の自動給餌器おすすめと選び方|多頭飼い・食いしん坊猫との現実
うちでは自動給餌器を2台使っています。早朝4時と夜23時の2回、寝ている間に自動でご飯が出る生活です。
導入してから生活がかなり楽になりましたが、食いしん坊なまるのせいで思わぬ苦労もありました。この記事では自動給餌器のメリット・デメリットと、多頭飼いならではの注意点を実体験をもとに解説します。
なぜ自動給餌器を導入したか
もともとの給餌回数は1日3回、最後のご飯は夜21時でした。ところがむぎが早朝に空腹で何度か吐いてしまうことがあり、朝のご飯までの間隔が長すぎることが原因だと気づきました。
そこで給餌回数を5回に増やし(4時・6時・12時・18時・23時)、早朝4時と夜23時は自動給餌器に任せることにしました。これ以来、むぎが空腹で吐くことはなくなりました。
自分で起きなくていい・外出が長くなっても安心というメリットもあり、今では手放せない猫グッズのひとつです。
自動給餌器の種類と選び方
自動給餌器には大きく3種類あります。
① タイマー式(最もスタンダード)
あらかじめ設定した時刻に自動でフードが出てくるタイプです。シンプルで価格も安く、初めての自動給餌器に向いています。
うちで使っているのもこのタイプです。機能としては十分で、価格的にも導入しやすいです。
向いている人: 毎日決まった時間に給餌したい・とにかくシンプルに使いたい
② Wi-Fi接続型
スマホアプリと連携して、外出先からでも手動でフードを出せるタイプです。旅行や急な残業で帰りが遅くなるときにも対応できます。カメラ付きのものだと、ご飯を食べている様子をスマホから確認できます。
向いている人: 長時間の外出が多い・外出先でも状況を確認したい
③ 個体認識型
猫の首輪や耳のタグを読み取って、登録された猫だけにフードを出すタイプです。多頭飼いで食事量を個別管理したい場合に非常に有効です。
実は検討したことがあります。まるは食いしん坊で、むぎのご飯を横から取ってしまうことがあるため、個別に管理できるのは魅力的でした。ただ、むぎもまるも首輪が苦手で、タグを付けることができずに断念しました。首輪が問題なければ、多頭飼いにはかなりおすすめです。
向いている人: 多頭飼いで個別に食事量を管理したい・ダイエット中の猫がいる
自動給餌器のメリット
✅ 早朝・深夜の給餌を自動化できる
起きなくていい。これだけで生活の質が上がります。
✅ 規則正しい食事時間をキープできる
猫は体内時計が正確な動物です。毎日同じ時間に給餌することで健康管理にもつながります。
✅ 外出や旅行に対応しやすくなる
少し長めの外出でもご飯の心配が減ります。
✅ 空腹による嘔吐を防げる
むぎのように給餌間隔が長すぎると吐いてしまう猫には特に効果的でした。
自動給餌器のデメリットと注意点
❌ まるが手を突っ込んでご飯を出してしまう
うちの一番の悩みがこれです。まるは自動給餌器の出口に手を突っ込んで、自分でフードをかき出してしまいます。見ている分には微笑ましいのですが、体重管理をしている身としては頭が痛い問題です。
食いしん坊な猫には、出口の形状が工夫されているモデルを選ぶか、手が届かない場所に設置するのがおすすめです。
⏬️自動給餌器に手を突っ込んで餌を掻き出すまる
❌ 停電・電池切れには要注意
電源が落ちるとご飯が出ません。電池式はこまめなチェックを。コンセント式は停電対策として電池バックアップ付きモデルが安心です。
❌ フードが詰まることがある
ドライフードの形状や湿気によって詰まることがあります。こまめな掃除が必要です。
❌ ウェットフードは使えない(基本的に)
自動給餌器はドライフード専用がほとんどです。ウェットフードは傷みやすいので対応機種は限られます。
多頭飼いの場合の注意点
複数の猫がいる場合、食いしん坊な子がもう1匹の分まで食べてしまうリスクがあります。対策としては:
- 給餌器を離れた場所に複数台設置する
- 個体認識型を導入する(首輪が問題なければ)
- 食べ終わった後は食器を片付けてしまう
まるとむぎの場合、一度は別々の場所に設置したことがあります。ただ餌が出てきた時の音が大きく、2匹とも空腹だと音を聞いて飛んできます。むぎは遠慮して一旦止まるのですが、まるが自分の分を食べ終わるとすぐにむぎの場所へ移動して横から食べてしまいました。離す意味がないと判断し、今は階段に2台並べて設置しています。
自動給餌器を選ぶときのチェックリスト
これから自動給餌器の購入を検討している方向けに、確認しておくべきポイントをまとめます。
容量:1回の給餌量と1日の給餌回数から必要な容量を計算しましょう。多頭飼いや長時間留守にする場合は大容量タイプが安心です。
給餌回数の設定数:1日何回まで設定できるかを確認します。うちは5回給餌が必要なので、5回以上設定できるものを選びました。
電源方式:コンセント式・電池式・両対応のタイプがあります。停電時のバックアップとして電池も使えるタイプが安心です。
フードの形状への対応:粒の大きさや形によって詰まりやすいものがあります。使用するフードの粒サイズに対応しているか確認しましょう。
掃除のしやすさ:給餌器は定期的に分解して掃除する必要があります。分解できるかどうか、部品を洗えるかどうかを確認してから購入することをおすすめします。
よくある疑問
Q. 自動給餌器に慣れるまでどのくらいかかりますか?
個体差がありますが、多くの猫は数日で慣れます。最初は給餌器から音が出ることに驚く猫もいますが、ご飯が出てくると分かるとすぐに学習します。まるは自動給餌器を導入してすぐに仕組みを理解しました。
Q. 長期旅行中でも使えますか?
タイマー式でも2〜3日程度の旅行なら対応できます。ただし容量に余裕があることと、詰まりが起きないかを事前に確認してから使うことをおすすめします。1週間以上の旅行には、ペットシッターの活用も検討しましょう。
Q. 停電したらご飯が出ませんか?
コンセント式のものは停電すると止まります。電池バックアップ機能がついているものを選ぶか、停電の際に気づけるよう定期的な確認が必要です。
自動給餌器を導入して変わったこと
自動給餌器を導入してから、生活の中で変わったことが2つあります。
一つは早起きしなくていいこと。以前は朝6時のご飯のために必ず起きる必要がありましたが、今は4時に自動で出るため、6時の給餌まで余裕ができました。
もう一つが「出待ち」です。4時と23時の給餌時間が固定されたことで、まるとむぎは1時間ほど前から自動給餌器の前で待機するようになりました。家では「出待ち」と呼んでいます。猫の体内時計の正確さに毎回驚かされます。また、出待ちがないときはいつもと違う体調のサインにもなっています。
出待ちの様子はこうです。まるは自動給餌器のすぐ真ん前で待機。むぎは1段上の階段など少し離れた場所でマイペースに待っています。2匹ともおててないないのポーズで静かに座って待つ姿が、なんとも健気です。ただ問題があって、2匹が階段のど真ん中を陣取るため1階と2階を行き来するときに避けるのが大変です。でもかわいすぎてどかす気になれません。
序列なのか個性なのか——まるが最前列でむぎが1段後ろというのは、普段の行動パターンとは少し違う配置で面白いです。食べ物の前だとまるは遠慮ゼロです。
家族全員が外出した日に助かった
葬儀で家族全員がほぼ1日外出せざるをえない日がありました。朝昼夜すべての時間に自動給餌器をセットし、ご飯を与えられないという事態を防ぐことができました。
このとき自動給餌器が2台あって本当に良かったと思いました。加えて自動給餌器の近くにはカメラを設置しているため、ご飯が出たタイミングでちゃんと2匹が食べているかをスマホから確認できました。外出先で「今ご飯食べてるな」と確認できる安心感は、予想以上に大きかったです。
まとめ
- タイマー式・Wi-Fi型・個体認識型の3種類がある
- 早朝・深夜の給餌自動化で生活が楽になる
- 食いしん坊な猫には手が届かない設置場所・形状の工夫が必要
- 多頭飼いには個体認識型が理想だが、首輪が必要
自動給餌器はうちにとって欠かせないアイテムになりました。特に空腹で吐いてしまう猫には、給餌回数を増やす意味でも導入する価値があります。まずはシンプルなタイマー式から試してみてください。
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